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アソシエイト・HOW TO ガイド

ブログを収益化するためのその他の手段

Amazonアソシエイト・プログラムのメンバーには、アフィリエイト・マーケティングブログを活用して収益を手にするチャンスが確かにあります。しかし、あなたのサイト独自のテーマに応じて収益源となり得る仕組みは他にもたくさんあります。ここでは、そのような潜在的な収益源の仕組みと、各収益源の長所と短所、そしてこれらがどのようにAmazonアソシエイト・プログラムと連動するのかについてまとめています。
この記事で学べること:
  • ブログの収益化について
  • 各収益源の長所と短所
  • これらの収益源をAmazonアソシエイト・プログラムに取り入れる方法
  • Amazonアソシエイト・プログラム以外のアフィリエイトネットワーク

    Amazonアソシエイト・プログラム以外にも、様々な企業がアフィリエイトプログラムを提供しています。Amazonアソシエイト・プログラムは、Affiliate WindowやclixGaloreなどのさまざまなアフィリエイトネットワークと提携しています。

    長所: アフィリエイトネットワークを使えば、あなたのウェブサイトで紹介できる多種多様の魅力的な商品やサービスにアクセスすることができます。中にはとても良い紹介料を得ることができるものもあります。

    短所: アフィリエイト・プログラムを有してはいるがオンラインストアが小規模の場合、購入者の信頼度はAmazonに対する信頼度よりもはるかに低いことがよくあります。

    前提条件: 一般的に、Amazon以外の企業により提供されるアフィリエイトプログラムの利用規約はAmazonアソシエイト・プログラムの運営規約に似ていますが、各社のアフィリエイトプログラムの条件をしっかりチェックする必要があります。Amazonアソシエイト・プログラムに参加しながら、同時にAmazonが提供していない特殊な商品やサービスを取り扱っているAmazon提携企業のアフィリエイトを使うことは、ビジネスとして賢い方法かもしれません。

    Google AdSense

    Google AdSenseは、長期にわたって運用されているGoogleの広告ネットワークです。Google AdSenseは、サイトのコンテンツに連動した広告配信サービスを行い、訪問者が広告をクリックすると報酬が支払われます。

    長所: インストールが非常に簡単です。メンテナンスは不要で、高い収益が見込めます。1回のクリックで、1ドル(米ドル)またはそれ以上の報酬を得るチャンスがあります。

    短所: AdSenseを最大限まで活用しようとすると、メンテナンスが必要になってきます。広告の位置、色、サイズを最適な状態にすることで、AdSenseは最高の効果を発揮します。多くの場合、1回のクリックでは数セントしか報酬を得ることはできません。

    前提条件: Google AdSenseで収益を得ようとする場合、クリックスルーの報酬が高く、多くの訪問者が訪れるトピックが必要です。非常に高価なキーワードの場合は、AdSenseを利用するだけの価値があるかもしれません。収益を最大化するには、アフィリエイトリンクとAdSenseの広告のバランスを保つ必要があると同時に、ウェブサイトに掲載する広告の数が多すぎると、訪問者が減ってしまうリスクがあることに注意してください。

    広告

    従来のバナー広告は減少傾向にあります。それでも、あなたのウェブサイトへのバナー広告の掲示を希望する企業と直接提携することで、報酬を得ることができます。

    長所: バナーは一度設置するだけでそれ以上の作業を行うことなく収益を得られるようになります。対象とするグループ(すなわち、ブログの読者)の範囲がとても狭いため、適切な広告パートナーを見つかる確率が高くなります。

    短所: ウェブサイト上で一番目立つ場所を広告に譲らなければなりません。バナー広告を提供するネットワークでは、インプレッション数1,000回に対して数円しか支払われないこともよくあります。

    前提条件: トラフィックが非常に多く、読者も似通っていて、広告を掲載するのにふさわしい企業と良好な関係を築けるのであれば検討する価値があります。ただし、広告よりもアフィリエイトリンクのほうが稼げることが多々あります。

    リンク販売

    あなたのウェブサイトに自分のウェブサイトへのリンクを貼って欲しいとお金を払ってくる人がいます。多くの場合、Googleでの検索順位を上げようとしている人がこのようなリンクの買取りをしてきます。

    長所: このような他人から依頼されるリンクは、ブログやウェブサイト上で占めるスペースも少なく、わずかな作業で行えるため、非常に有効な収益源になることがあります。

    短所: Googleがリンク販売やリンク貸しを見つけた場合、あなたのサイトにペナルティを課すため、Amazonではこのような行為は推奨していません。

    前提条件: リンク販売やリンク貸しは、規模が小さいサイトでも効率の良い収益源となる可能性がありますが、非常にリスクの高い行為です。Amazonから収益を得ているアフィリエイト・ウェブサイトをすでに持っているのであれば、リスクを冒す価値はありません。このようなオファーには耳を貸さないようにしてください。

    有料の記事

    オンライン上であなたの知名度が上がると、記事一つあたりの単価を決めて特定の企業のために記事を書く機会が得られるかもしれません。また、訪問者をサイトに呼び寄せるために、あなたが金銭を支払って他者に記事を書いてもらうこともできます。

    長所: 文章を書くことが好きなら、これも収入を得るための一つの手段になります。正式な依頼を受けて企業向けの記事を執筆することは、あなた自身のステータスを高め、結果的に自分のサイトの収益を高めることにつながります。

    短所: このようなオファーの多くは「バックリンク」を獲得するためだけに行われます。最近はこのような行為はあまり好ましくないとされています。場合によっては、バックリンクの獲得は上記のリンク販売と同様にペナルティの対象となるリスクがあります。

    前提条件: サイトの規模が小さくても、金銭を支払って記事を書いてもらうことは比較的容易にできますしかし、あなたのウェブサイトのトピックが専門的過ぎて、記事を書いてもらうのに十分な知識を持つライターを見つけることが難しいことがあります。なお、有料の記事とアフィリエイトリンクは組み合わせることができます。

    あなた独自のデジタル商品

    最後の収益源は、あなた独自のデジタル商品の販売です。これには、電子ブック、セミナー、ウェビナー、アプリ、プラグインなどがあります。

    長所: あなたが独自に作り出す商品は他にはないユニークなもので、高い収益を生み出す可能性があります。また、その他の収入源への依存度を減らすことにもつながります。

    短所: 独自の商品を生み出すことは非常に困難であることが多く、上手に売り込みをする必要もあります。

    前提条件: トラフィックが多く、多くのコネを持っており、対象とするグループから高い評価を得ていると、独自のデジタル商品で成功できる可能性が高まります。独自のデジタル商品の販売は、一般的にAmazonアソシエイト・プログラム、特にAmazonのアフィリエイトリンクを設置した電子書籍とうまく組み合わせると良いでしょう。

    収益源を組み合わせることが成功への鍵

    どのような商品やサービスに反応するかは訪問者によって違うため、複数の収入源を組み合わせることが収益アップにつながります。収益源が増えれば選択肢が増えるわけで、それはクリック数も増えることを意味しています。新たな収益源を追加する際はテストを行い、その結果を評価することが大切です。自分のサイトに合う手段を見つけるために、実施前・実施後の比較検証やA/Bテストを行うことが大切です。また、新たな収益源を取り入れた場合に、既存の収入源からの収益が減少しないかどうかも確認してください。

    収益の流れは変わるものであり、一部の仕組みはある特定のトラフィック数でしか機能しないことから、これらはすべて継続的に行わなければなりません。WordPress用のプラグインを検索して、素早く簡単に収益源を新たに導入したり、入れ替えたり、収益の推移を追跡するのに役立ててください。多くのブロガーやサイト所有者にとっては、Amazonアソシエイト・プログラムのリンクだけを使うのが一番メンテナンスが楽です。また、Amazonアソシエイト・プログラム以外の仕組みはうまく収益に結びつかなかったり、そのような仕組みを使い過ぎると訪問者に敬遠されることもあります。

    それでも、時には新しい収益源を追加して、それがあなたに合っているかを検証するのも良いでしょう。長期的に考えれば、一手間かける価値はあるかもしれません。
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