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アソシエイト・HOW TO ガイド

サイトを改善するための分析データの使い方

どのような人がサイトに訪れて来ているのか、どのような情報を見に来ているのかを良く理解しましょう。
訪問者にとってより利便性の高い、有益なコンテンツを提供すればするほど、アフィリエイトの収益を最大化することに繋がります。
そのためには、サイトの分析データを良く理解する必要があります。そういった分析データを提供してくれる便利で使いやすいツールもあります。ここでは、最も重要な指標の概要と、それらを理解して改善に繋げる方法について説明します。

この記事で学べること:

  • 基本的な指標について - 訪問者数(ユーザー数)、セッション、ページビュー数など
  • 訪問者についての理解を深める方法
  • サイトのパフォーマンス改善の測り方

基本的な指標:

  • 訪問者数(ユーザー数): サイトへの訪問者数(ユーザー数)です。新規ユーザーと再訪ユーザーの2種類があります。
  • セッション: 「セッション」はユーザーの訪問数です。例えば、ある月において異なる3日、同じユーザーがあなたのサイトに訪問した場合、これは1人の訪問者として記録されますが、セッションは3回と記録されます。
  • ページビュー数: あなたのウェブサイトのページが何回閲覧されたかを表します。
  • 平均セッション時間: 1回のセッションで訪問者がウェブサイトに滞在する平均時間です。この「滞留時間」が長いほど、内容がより興味深く、より訪問者のニーズに合ったものであると考えられます。しかし、合計滞在時間は誤解を招く可能性があるため、特に重要なページ(ページビューが多いページ等)に滞在した時間を見るべきです。
  • ページ/セッション: 「セッションあたりのページ数」を表します。これは訪問者にとってのコンテンツの価値を示す強力な指標です。内部リンク(同じサイト内のリンク)であなたのウェブサイト内のページをリンクさせると、訪問者はより多くの記事に触れることなり、結果長く滞在してより多くのページを見ることになります。
  • 直帰率: 「直帰率」とは、あなたのウェブサイトに来たにも関わらず、1ページしかアクセスしなかった訪問者の数を意味します。 一般的に、もちろん、低い直帰率が良好と言えますが、例外があります。 Amazonアソシエイトにリンクを貼るウェブサイトでは、訪問者は商品のレビューをすばやく読んで、商品を購入し、Amazonですばやく購入することがあります。 この場合、直帰率は高くなりますが、収益化という観点からはまったく問題ありません。

その他の指標:

その他の指標として、分析系ツールで算出するのが容易ではないものの、重要なものがあります。
  • コンバージョン率: 訪問者の行動について表す指標です。商品が購入された割合でその式は「商品の購入数/クリック数 * 100 = コンバージョン率」となります。
  • ウェブサイトの読み込み時間/パフォーマンス: ウェブサイトのパフォーマンスは非常に重要です。読み込み時間が速ければ速いほど、ユーザー体験は向上します。 研究によると、読み込み時間がわずか1秒でも遅くなると、それだけで多くの機会損失が起こるとされています。
  • クリック率 (CTR: Click Through Rate): これは、ページへの訪問者が特定のリンクまたはバナーをクリックした割合を示します。 一般的なクリック率の式は「(クリック数 / バナーまたはリンクのインプレッション数) * 100 =クリック率」となります。
  • インタラクション率: 主にソーシャルメディア投稿についての指標です。100ページビューあたりに何件ソーシャルメディアでシェアされているかを表します。
  • クリックあたりの売上 (EPC: Earning Per Click): 1クリックあたりの平均売上(アフィリエイトの場合は紹介料)です。アフィリエイト・プログラムによって紹介料率が異なるため、複数を比較して検討する必要があります。

指標の評価と改善:

分析データは収集するだけでなく、実際に活用することが重要です。様々な指標を評価し検証することで、ウェブサイトの使いやすさや収益性をさらに改善をすることができます。 実際にテストを行ってみて効果を測定したり、経験豊富なブロガーから指導を受けるなどして、ウェブサイトの収益を最大化するための方法を見つけましょう。
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